そしてついに糸魚川の海岸に到着。木立ちのむこうは日本海です。ライダーになって何年めか直ぐに思いつきませんが、やっと日本海にたどり着きました。
 と、感激に浸りたいところですが、あいにくこの松林は蚊が多かった。加えてこれがフェーン現象というものなのか、このウェアでは暑さがこたえます。
 足早に糸魚川を発つと、北陸自動車道を西に走ります。
 二日めも行程に沿ったホテルがおさえられなかったので、糸魚川から一時間近くも離れた富山県のルートイン魚津へ。でも、これは正解だったかもしれません。理由の一つは、ルートイン魚津が、新しいホテルで快適だったこと。次に日本海のオーシャンビューを楽しめる部屋だったこと。そして、魚津のSSのおじさんもホテルのお嬢さんも親切で、旅人を癒してくれたこと。
 15:50にチェックインして、この日の走行は197kmでした。
 魚津はホテルの周囲がロードサイドの物販・飲食店ばかりで、「しんきろうの街・魚津」といった神秘なイメージがなくて、ちょっぴり残念。またこれといった魚料理のお店も見つけられませんでした。いつものようにコンビニ弁当とつまみで、部屋飲みです。でも、えこひいきなしで、今日はしたいことをしたいようにした、楽しい一日でした。
2018年8月5日(日) 晴れ 気温26〜32度

 この日は魚津から直江津(上越)まで出て、直江津から信州に戻ります。ルートイン魚津を07:30に出発して、北陸自動車道の名勝・親不知の絶景ロードを通過。寄り道したい欲望をぐっとこらえて(我ながら我慢強くなったもんです)、アクセルグリップをオープン。上越Jctから上信越自動車道に入ります。
 このあたりは、長野県と新潟県との境という点では糸魚川と同じですが、昨日とは打って変わって平野続き。左右に雄大な田圃が広がります。
 朝から走りづめだったので新井PAで小休止。そしてそこのスマートETC出口で、高速から国道18号線へ。09:15、関山の信号を曲がると、県道39号線で妙高に登ってゆきます。
 いきなり登りが始まり、ぐんぐんと標高をかせいでゆきます。少し登っただけで、空気が澄んだ感じになるのに驚かされる。さすがに過ごし易いぜ、妙高高原は!
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