小さなお店で、店裏の駐車場のむこうには畑が広がります。事前情報がなければ、ノレンをくぐるには勇気が要る店構えです。先客のご夫婦が、「おらがX丼」と格闘中でした。僕は悩んだ末にもうひとつの名物「鴨女(かもめ)丼」をいただきました。イクラが苦手なので、ご主人におまかせネタに替えてほしいとお願いしたら、快く承諾してくれました。鴨女丼(¥1,200-)の特注版は、中央にマグロのすき身。
美味しいです、鴨女丼。“デカ盛り”というだけではなく、盛り付けもご覧のとおり丁寧、味だって一級です。また千葉県の文法どおり、すし飯の量が多いところも好印象。大変満足しました。
お店は海から離れた畑のど真ん中ですし、店舗も実に庶民的なので女性はどうかな?とは思いますが(笑)もし男同士で旨い海鮮丼をがっつり食いたい、なんて時は文句なくお薦めします。
お店を発つと、県道34号線で鋸南保田に出て、富津館山自動車道にのることにしました。途中の美しい里山(下)、さよなら房総半島。
さいごの発見は、あらためて感じた首都高・横浜北線の便利さでした。帰路はさらにクルマが流れていたこともありますが、アクアラインの海ほたるから第三京浜の都筑ICまでたった30分しかかかりませんでした。
総走行295km、帰宅15:40、こんなに便利だったらまた行こう房総半島。