2019年9月16日(月・祝) 雨→晴れ→濃霧→曇り 現地気温22〜26度
四連休が取得できたものの、予報では神奈川は大雨、そして岐阜は晴れと、悩ましい。まとまった休みが取れた時こそ行きたい場所だし… と、決行するか悩んでるうちに宿の無料キャンセル期限も過ぎてしまう。優柔不断な自分に呆れつつ、自宅で雨合羽を着込む。
この状況は、ベースボールで言えばツーアウト&スリーボール、フルカウントの気分だな。しかし本当に岐阜は晴れるのかいな? まぁ、行けばイヤでもわかるか。早朝5時、まだ暗い、どしゃ降りの中を旅立った。
雨で水煙があがる中央高速をひた走る。雨合羽は古くなってきたので、身体が少し湿っぽい。ブーツは、ぐしょぐしょになってもいいやと諦めて、革にオイルを塗っただけ。ゴアテックスの防水靴下のおかげで足指はさらさらだけど、このゴアテックスも古くなってきたから、いつ破綻してもおかしくない。
どれもこれも買い替える時期に来ているんだよ。でも晴れると、買い替えることはころっと忘れるしなぁ。
唯一の慰めは、きょうは三連休の最終日なので、下り方向が流れていること。
岐阜 フルカウントの旅
そうこうするうちに、諏訪SAで雨合羽も脱げるほどに回復。塩尻ICから一般道に。
木曾からは陽も差してくる。
話は横道にそれまして、今回の目的地は岐阜の濁河(にごりご)温泉。御嶽山の飛騨側の登山口にある温泉で、標高が1,800mもあります。通年営業の温泉地としては群馬の万座温泉とともに、日本有数の高所温泉地。
神奈川からのアクセスは乗鞍高原から南下するか、こうして木曾から西進するか、どちらにしても遠いところです。
濁河温泉の開湯は、明治20年。でも温泉地として賑わい始めたのは昭和30年頃で、知名度のわりには新しい温泉です。
今まで何度となく計画を立てては延期を繰り返し、ようやく実現します。フルカウントにふさわしい目的地なのであります。
(←)10時、開田高原に到着。
気温26度、雲ひとつない青空になった。
朝から肌寒かったから、暑く感じるほどだ。
とはいえ、風はからりとした秋のもの。
(↓)「ようこそ開田高原へ」の案内板を通過。
観光案内所の駐車場でひと休み。
防風インナーまで脱いで、身軽になる。