平湯でお昼ごはんといえば、あんき屋でしょう。
2015年に「まつやの飛騨牛鉄板焼」をいただいたので、今回は「国産豚鉄板焼(¥1,200)」をいただきました。鉄板の上の野菜と豚肉、ここにラードの塊を放り込んで、土鍋の蓋をして蒸し焼きにします。豚肉は特製タレに漬け込んであるそうです。
蓋から蒸気が勢いよく吹き出せば、出来上がり。熱々ご飯といただきます。へんにしょっぱくなく、美味しいですね。豚肉や野菜の甘みや旨味を堪能できる逸品です。
このあと安房峠道路(有料トンネル)で上高地乗鞍に抜けると、空気が一変。澄んだ空気からぎらぎらとした濃い空気へと変わります。山ひとつ隔てると空気も風土も食も、そして文化も変わる信州、これが信州の旅の醍醐味です。
乗鞍の奈川渡ダムで、最後の小休止(下)
戻ってきた松本の街は、残暑が厳しい。軒下で給油できるSSを選んでしまいます。松本ICからは中央高速、そのあとは雨に遭うこともなく無事に帰宅できました。
自宅到着は17:50。二日めは350km。二日間の合計では724kmでした。
なお愛機の燃費は34km/Lとエコロジーで助かるんですが、ガソリン自体(信州はレギュラーで152円/L程度)がもう少し安くなってくれると嬉しい。
今回も724km÷34km=21L、燃料代は3,200円で済んでいるものの、旅で節約できるのはガソリン代だけですから。
今回は不確定な天候の中でのフルカウントの旅でしたが、要所要所は晴れにあたり、ベースボールでいえばピンチを切り抜けたと言えるかな?
「あんき屋」 0578-89-3338
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷
平湯763-1