2021年9月10日(金)
晴れ 気温27度

 よんどころない事情で、久しぶりの旅。三崎にまぐろでも食べに行くか。9時に横浜を発つと首都高、第三京浜、横々とつないでゆく。
 10:40には三浦に到着。着いてみると、こっちのほうが湿気がなく、爽やかな暑さ。海の上には、入道雲が低く広がる。静かな海岸線を三崎へと走る。
 さて今回お世話になるのは、「紀の代(きのだい)」。前回の「まぐろ工房・くろば亭」の左隣りにあり、ここも人気店だ。
 外観は綺麗なお寿司屋さん。店内も明るくて、穴蔵のような「くろば亭」と対極にある。僕は、女性を口説くにはふさわしくない品のないお店が好みです。が、たまにはこういう上品なところにも来るのだよ。たま、だけどね。
 話しを戻す。11時の開店と同時に、数組のグループ連れとノレンをくぐる。
 いただいたのは一番人気の「とろとろ丼(¥1,920-)」他のお客さんも、この逸品を頼んでいる。
 酢飯の上に、まぐろのヅケ、びんとろ、まぐろのユッケ、ねぎとろがぎっしり並んで、たいへい鮮やか。
 小鉢(まぐろの角煮)と、まぐろのつみれ汁も付いてる。
 「地味な味のびんとろ(びんちょうまぐろのトロ)から始めるかな…」
 ひと口かじって、あわてて残片はフィナーレにまわす。だって美味すぎるぜ!滋味といい、上品な甘さといい、三崎じゃびんちょうまぐろもこれほど美味いのか…
 それぞれの味覚を楽しんで、さいごはこのびんとろでしめた。
 丼も大きくボリュームあり。あがりの煎茶も美味しかったなぁ。
見上げた空には秋の雲
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「紀の代」
三浦市三崎1-9-12
046-881-3167