ここに来たからには甲州人のソウルフード、ほうとうを食べねばなるまい。
「小作・石和駅前通り店」は、平日なのにクルマがひっきりなしに入店して、駐車場があっというまに満車になる繁盛店。店内は甘いダシの匂いが立ち込めていて、食欲をそそる。掘りゴタツの席を案内されて、革パンを履く僕としては幸運だった。
いただいたのは「豚肉辛口ほうとう(¥1,700-)」小ぶりの椀に移して、ふうふういって、食べるわけだ。
美味しいねぇ、小作のほうとう。野菜のダシが効いた、お味噌も混じったお汁が絶品。少し白菜キムチが入っていたけれど、汁はキムチ味ではなく、小作の汁。それでいて、わずかにピリ辛なところが、絶品である。
自らの文法どおり、巨大カボチャは中ほどのタイミングでいただく。(→)
そういえば合席の右も左も、地元の老夫婦だったのですが、食べっぷりが見事で、ご夫婦同じスピードで、淡々と召し上がっておられました。さすがに地元の人は食べ慣れているなぁ…
話しを戻す。小作の「豚肉辛口ほうとう」、ほど良くパンチがあり、おすすめします。辛さはわずかだし、もっと辛くしたければ、七味やにんにくも卓にあり。 食べ比べた男性がこれが一番という評価にも、うなずけるものがあります。
重たくなった身体を愛機に乗せると、帰路に。最近新設された笛吹八代スマートICで、中央道にのる。笛吹八代スマートICの周りも桃畑(二宮地区)で、さいごまで花が楽しめました。
帰宅は16:10。
総走行226kmの、桃源郷の旅。
「小作・石和駅前通り店」
笛吹市石和町窪中島73-3 055-263-5421