11:40、国道139号線沿いの、吉田うどんのお店に到着。「くれちうどん」は、数ある吉田うどん店の中でも、麺の硬さ(コシ)で有名なお店。うどんが品切れ次第店じまいをするという。前回来た時は運悪く臨時休業でしたが、きょうは大丈夫。
駐車場はこの他にも、店舗の裏に広大な駐車場が用意されている。愛機を駐車したところ、厨房の窓からご主人が声をかけてくれる。
「どうぞいらっしゃい。今日はバイクでは暑いでしょ〜?」
さすがに人気店、こういう愛想よさって、料理の味に出るんですよね。店内は座敷で、水はセルフサービス、注文も伝票に自分で書く、吉田うどんのスタイルだ。
「肉つけうどん(大)」を注文しようとしたが、他のお客さんの「肉つけうどん(大)」を見て、躊躇してしまう。極太のうどんが、大皿の中で、ロープのようにとぐろを巻いている。あれだけ量がある冷たいうどんを、馬肉とキャベツだけでお腹に収めるのは、しんどいかもしれないな…
そこで温かい「くれちうどん(馬肉・キャベツ・わかめ・油揚げ・玉子入り)大(¥850-)」を注文する。(=大盛りを注文することには変わりはないんだ。我ながら呆れたもんだ)
目論見どおり麺は温かい汁の中で柔らかいものの、それでも今まで食べた吉田うどんよりは、明らかに硬い。また麺に塩を使い寝かせてから茹でるのが吉田うどんの製法ですが、ここの麺はきちんその塩の存在を感じて、噛むと旨味が濃いのが特徴。美味しい、そして、うどんを噛む、また噛む、ひたすらに噛み続ける逸品。
他のお客さんも、店の天井とか窓の外に視線を泳がせて、無言で口をもぐもぐさせている。
終盤はお腹がきつかったので、次に訪れた時は、ふつう盛りを選びたい。くれちうどんは吉田うどん店の中でも重量級の部類だけど、ここのうどんにしかない特徴があり、おすすめしたい。
都留ICから中央高速にのり、のんびり帰路につく。
炭水化物がいっぱいお腹に収まっているので、眠くなって困りました。
帰宅したのは14:30、総走行は197km。
「くれちうどん」
0555-24-3461
山梨県富士吉田市
上暮地1-18-22