めざすレストランはすぐに見つかった。「レストラン東大門」は精肉店が経営する焼き肉レストランで、わらじカツ丼が評判。奥に大きな駐車場があり、嬉しいことに単車のために屋根付きガレージも開放してくれている。日陰で涼しく支度ができて嬉しかった。画像が精肉店の入口で、左奥がレストランの入口。
11時開店と同時に、4組の若い男女と一緒に入店する。料理を待つあいだ、豚肉を薄くのばすトントンという音が厨房から聞こえます。すぐに揚げたての逸品がやってきた。
これが「小鹿野名物・わらじカツ丼(¥900-)」。
紙カツをソースにくぐらせた、ソースカツ丼。香ばしい匂いがたまらない。
むしゃむしゃ… うん、美味しい。豚肉は柔らかく、衣も柔らかく、しっとりとした仕上がり。あっさりとした甘しょっぱいソースは、柔らかなカツと合っている。僕は衣にクリスピーな食感が残るソースカツ丼のほうが好みですが、こいつもいいぞ。ごちそうさま。
食後は、立ち寄り湯に向かいます。丘の上に田畑が広がる、のどかな原風景。秩父札所巡りの寺院の前も、いくつか通り過ぎる。
ここを撮影しているときも、札所巡りとおぼしきご婦人グループとすれ違いました。
名物・わらじカツ丼は、このお遍路さんの履物と関係があるのかもしれません。
「レストラン東大門」
0494-75-0424
埼玉県秩父郡小鹿野町
小鹿野2806