8:20にホテルを発つ。高山市街は気温30度で、盆地らしく、むしむしとします。ところが奥飛騨に行くにつれて気温はどんどん下がる。平湯に着くと、空は曇っていて、気温は24度。
 これが平湯温泉「ひらゆの森」。安房トンネルの信号を曲がってすぐにある。大変アクセスが良く、あまりに良すぎて、後回しにしていた温泉だ。温泉のほかにレストラン、ホテル、コテージ、お土産屋も併設する大規模施設。また温泉じたいも自家源泉を2つ持つ。露天風呂は16あって、男7つ、女9つ、すべて源泉かけ流し。また源泉のブレンド具合や加温具合も微妙に違うそうで、自分の好みの露天風呂を探してねとガイドにある。いずれにしろ、すごい湯量であることは間違いない。
 僕が一番気に入ったのが、ここ(左)。小ぶりだが熱くて水深があること。成分が岩を染めていること。また青白い濁りが強くて、平湯のスタンダードという感じだから。泉質は含硫黄・ナトリウム・カルシウム・炭酸水素泉。タマゴ臭はありません。肌あたりは柔らかく、さらさらとしています。
 話しは横道にそれますが、奥飛騨の温泉は巨石を配した岩風呂が多いですね。巨石は蒲田川からいくらでも取れるからでしょうか?
 もうひとつ、僕が一番気に入ったのが、ここ(右)。ここだけが岩風呂ではなくて檜の周り縁があります。お湯はいちばん熱くて、色が透明。イオウ分の含有が少ないように感じたものの、さらさら感があって、心地よかったです。
 風呂あがりは肌の脂がおちたような爽快さがあります。ただし温浴感は弱め。走り出したら肌寒かったので、あわてて革ジャンのジッパーを首まであげる。
⇒ひらゆの森はコチラ 
「平湯温泉・ひらゆの森」 入浴料¥600-
高山市奥飛騨温泉郷平湯763-1 0578-89-3338
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