住友ダンロップの Road-smart4 について寸評です。
フロントタイアの溝は、蛇のようにくねくね。いっぽうリアタイアの溝は、左右互い違いにV字に刻まれています。
率直に言って、外観はとてもカッコいい。
僕らライダーは、タイアの外観にもうるさいもんです。
Road-smart4 のコンセプトは「楽しく疲れずに走り続けられる」ということですが、たしかに駆動をかけたり、勢いよく旋回しても、反応は穏やか。
欧州製のミシュランやメッツラーのように、タイアが高荷重を求めてこないです。
乗り心地は評判どおりで、路面の衝撃が少ないというか、車体が揺すられることが少ない。
それもBuellのときに履いたメッツラーの “キャタピラーのような乗り心地” とは違って、凸凹でも跳ねだけが少ない。凸凹を跳ねずに、いなしてゆく感じです。これは秀悦。
これらの特長からすれば、愛機のような重量のある車両向き。
ただし耐久性と雨天時の性能は未知数です。
(おまけ) 過去に履いた 7本のタイア
ダンロップD207(Buell);ドライなグリップ感が魅力。
ダンロップD221(Buell);グリップ感がじわっと持続するところと、凸凹で跳ねない点が長所。
ミシュランPilot Road2(Buell);とにかく圧倒的な耐摩耗性。
メッツラーRoadtech Z6 interact(Buell);僕の使用には充分すぎるほどのグリップ力。
ブリヂストンBATTLAX BT-023(NC700X);車体を倒し込むときの怖さがないのが特徴。
ミシュランPilot Road3(NC700X);圧倒的なウェットグリップ性能で、雨がまったく怖くない。
メッツラーRoadtech 01(NC700X);駆動時や制動時の剛性は、僕にはもったいないほど。