「桜もつ煮定食(¥900-」
 山梨県民はお馬さんも食べますが、それでも馬のもつ煮はなかなかお目にかかれない。秘境早川のとき以来で、実に7年ぶりにいただきます。
 七味をふって、ネギといっしょにひと口… 美味… いや魔味か… 素晴らしい。馬肉のあっさりした脂は、明らかに豚肉のモツとは違いますね。調理が優れているから、臭みもまったくなし。出汁が効いた豚汁をさらに美味しくしたような逸品に、思わず悶絶してしまいます。いっしょにほおばるご飯も美味しい。
 ついに極上の馬のもつ煮とめぐり合えました。こうして画像を見ていても、食べたくなる衝動を抑えきれない。馬肉はどうしてもダメというのでなければ、文句なくお薦めします。
 富士川街道で身延山に向かいます。中南米を思わせる陽射し。気だるい昼下がり。(左)
 身延山では「みのぶ饅頭」をのがすわけにはいきません。みのぶ饅頭は温泉饅頭ではありませんが、味としては近く、僕のなかでは那須塩原の御用饅頭と同じような位置づけ。こしあんが甘すぎず、皮に味噌のかくし味があるのが特徴です。悩んだあげく、さくら製菓製と、甘養亭河喜(創業はなんと1626年!)製の二種類を購入しました。
 このあとも反時計回りに、中部横断道→新東名の新清水Jct→東名の御殿場Jct 。便利になりましたね。だって帰宅は15:40と早いもの。総走行は356kmでした。
 気温は28度とあがりましたが、走れば秋の風。一週間後の9/30には、富士山は初冠雪しました。
(お土産 食べ比べた みのぶ饅頭) どちらも1個¥100-
さくら製菓(上);大きくて平べったい。皮もあんも柔らかく、そして優しい甘さ。生鮮スーパーのパックまんじゅうとは段違いで、淡麗。
甘養亭河喜(下);以前にコンビニエンスストアで買ったものより、あんがずっと甘い。また皮の味も濃いし、皮にモチモチとしたかみ応えがある。お店によると、皮は卸す場所によって日持ちを考慮した仕様があって、これが本来の味とのこと。かみ応えが個性的、そして絶品。
⇒以前の
 馬肉の
 煮込みは
 コチラ
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