混浴エリアにたどり着くと、湯浴み着を着て庭園に出る。まずは「うぐいすの湯」か… うわっ!なんだこりゃ!?巨大な岩風呂には、湯口から源泉が音を立ててほとばしっている。驚いたのはお湯の色で、鮮やかなエメラルドグリーン。あまりの鮮やかさに目を疑うほど。身体を沈めても、温泉というよりマスカットゼリーに浸かっているような不思議な感覚です。落ち着いてみると、まずお湯は熱めです。立て看板のとおり成分が日光と反応して発生する白銀の泡が、エメラルドグリーンの湯面に漂います。これがますます温泉くさくないというか、固める前のゼリーみたいです。お湯に匂いはなく、肌あたりはわずかにキシキシ感。どっしりとした浴感の温泉です。
 「うぐいすの湯」を出ると、もうひとつの「瀑泉洞」へ。こちらは洞窟を模した岩風呂で、屋根で日光をさえぎっている。析出物の堆積はさらにすごくて、洞窟全体が、あの展示してあった湯ノ花状。お湯は、抹茶オレを思わせる色。うす暗いぶん、落ち着いてお湯を楽しむことができました。風呂あがりの温浴感は強めで、心地よいぐったり感があります。温泉の色はホテルのホームページで確認してください。色と、豊富な湧出量、そしてどっしりとした浴感、名湯です。
 ホテルを発って、安房トンネルの料金所に戻ってきたところ。(上) 
 槍ヶ岳にお別れの挨拶をしようじゃないか。
 このあと安房峠→上高地→乗鞍→松本 と、もと来た道をたどります。
 中央道はさいごでとっぷりと陽が暮れたので、夜間走行になり緊張しました。
 帰宅は19:18、総走行は543kmでした。
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⇒奥飛騨ガーデンホテル焼岳 はコチラ
 奥飛騨の温泉は、変化に富んでいて面白いというか、「温泉のデパート」。(表現が古いね)
 次の頁にまとめましたので、ぜひ見てやってください。