帰りの富士川SAからは、富士山が見えました。あれっ?今年は3月が記録的な暖かさで、桜があっというまに咲きましたが、富士山の冠雪を見るかぎり例年と同じです。特に雪解けが早まったようには見えませんでした。
 あとで調べてみると、富士山って雪日数が一番多いのが3月で、積雪量が一番多いのが4月だそうです。つまり雪解けは下界の春の訪れとは関係ないんですね。僕は喜望峰も太平洋も新大陸も発見できませんでしたが、これが今回の発見。
 帰宅15:35。総走行330km。
(清水のお土産)安倍川もち(¥750-)
 富士川楽座SAで購入。徳川家康が安倍川上流の金山を訪れた際に、きな粉をまぶした餅を金粉餅(きなこもち)と称して献上したところ、その機知を大変喜ばれて「安倍川餅」と命名されたのが由来ということです。家康は、信長や秀吉と違って、平凡で毎日でも食べ飽きない味が好きだったのかもしれません。
 以前に買ったときよりも、1パックの餅(こし餡ときな粉)の数が少なくなっていました。でもそんなささいなことは忘れるほど優しく美味しい。きな粉の小袋がついていて「追いきな粉」ができる親切なところも同じ。
 なお、包装紙に描かれているのは、『東海道中膝栗毛』の主人公のひとり「喜多八」だそうです。
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