時刻は10時。名残惜しいものの、帰りの距離も考えて、妙高をあとにします。
 さいごに鮮やかな緑のなかを突っ走る。空にはもう雲が出始めています。
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 妙高高原→小布施→松代→麻績→松本と、高速走行。SAやPAで停車しては保冷剤で冷やした吸水バンダナを、首に巻き替えます。しかし暑さだけではなく叙情的になるのは、次々とICを通過するときに、そこでの思い出があるから。
 さて、みどり湖PAの食堂では、とあるポスターに目がとまります。「小木曽屋玄次郎がついにやってきた」  
 ここの食堂が、信州で評判の小木曽屋玄次郎に変わったんだ!
 さっきまでの叙情をころっと忘れ、がぜん食欲がわく。
 小木曽屋玄次郎は信州蕎麦と山賊焼きが有名な飲食店で、特に小木曽製粉所の蕎麦は細くてコシもあってうまい。でも蕎麦じゃあ、スタミナがつきません。「レバにら定食(¥850-)」の釦を押します。
 レバにらは、ショウガ味がもう少し緩いほうが好みですが、レバーは新鮮でおいしい。ご飯もしっとりほかほか。給茶機のほうじ茶もキリッと冷たくて、三杯もおかわりする。ごちそうさまでした。
 けっきょく帰りは渋滞に遭わず、16:20に帰宅。
 二日めの走行は351km。
 二日間で741km。
 
 今回で、妙高の温泉の主要なところは訪れたことになります。次の頁にまとめましたので、ぜひ見てやってください。