「みはらしの湯」から、ふたたび南アルプスを眺める。稜線のひときわ高い山が仙丈岳(3,032m)。右側の間ノ岳のほうが高い(3,189m)はずだが、この角度からは仙丈岳のほうが高く見える。
 またここからは、伊那谷の姿がよくわかる。いま居るところが木曽駒ケ岳の中腹で、向こうが南アルプス。このふたつの山に挟まれて伊那“谷”と称するわけだが、どう見ても谷と言うよりは盆地である。
 伊那ICから中央道にのって、帰路につく。 
 きょうは、杖突峠を越えたほかは、「羽広農業公園みはらしファーム」で遊んだだけ、だった。
 でも、景色の良い田舎道をとばし、自然に囲まれたお蕎麦屋さんで腹を満たす過ごし方も悪くないでしょ。
 こんな“無欲さ”が奏功したのか、帰りは暑くも肌寒くもなく、快適。
 渋滞にも遭わずに、帰宅17:18、総走行は440km。
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(蕎麦紀行の現在地について)

いままで攻略した信州そば ;
 戸隠そば、富倉そば、真田そば、くるみそば、小諸そば、安曇野そば、唐沢そば、開田そば、
 そして今回の、行者そば(高遠そば、あるいは、からつゆそば)
まだ、これからいただく信州そば ;
 須賀川そば(志賀高原須賀川地区の「はやそば」)
 長和そば(長和町の「韃靼そば」)
 乗鞍番所そば
 奈川そば(「とうじそば」)
 開田そばの、温かいほうのそば(「すんきそば」)
 赤そば(伊那箕輪町の「赤そば」)