場所は、駐車をした中央ターミナルの前。
脱衣室と浴室が分かれていて、浴槽も大きい。
温泉街のど真ん中でアクセスがいいせいか、地元の人が次から次へと入浴してはあがってゆく。
今回初めて、地元の方々とご一緒だ。
浴室では地元のおっちゃん同士が、「まだ埋めます?」「うん、まだ熱いよ!」「じゃいくよ?」なんて話しながら、浴槽に注水、というより盛大に放水をしている。
おかげで僕が浸かるときには、適温。
泉質は含硫黄ナトリウムカルシウム硫酸塩泉。
お湯は透明だけど、窓の明かりが当たると、わずかに青みがかっている。
イオウの匂いはほとんどしない。
茶色い湯の花が、いっぱい舞っている。
肌あたりはキリッとしていて、なんというか、身体が覚醒する感じ。
ということで、きょうは外湯を4つ楽しんだ。
満足して、野沢温泉をあとにする。
陽が傾いてくると、気温も23度に下がり、すごし易い。
予報では真夏日、とはいってもそこは信州、まだ本当の真夏じゃないものね。
西陽を浴びながら、信州中野の街に入る。
16:20 ルートイン信州中野にチェックイン。
総走行は313km。
夜は、羽根をのばした男の、甘美なひととき。
カップ酒はこのあたりに敬意を表して、飯山の地酒。
奥信濃・角口酒造の「北光正宗」。
味は辛口で、鋭角というか、アルコール感が前面に出ている。
洋食にも合う味わいで、サラミソーセージを肴にする。
テレビの天気予報では、あしたはいっそう暑くなるという。
横落の湯は、にぎやかな地元のいこいの場