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 「もつ煮もりそば(¥1,250-)」。
 さっそく蕎麦をひと箸たぐって… うまい。
 蕎麦はシャキシャキ感が強い。
 挽いたそばの実の、風味も楽しい。
 これはアタリだ。
 もつ煮は「野菜たっぷり」の説明どおり、ダイコンとニンジンがいっぱい。
 その地元野菜の旨味が、もつの旨味を上回っている。
 もつ煮というより、もつ風味の野菜煮で、これが蕎麦の箸休めにぴったり。
 汁も一滴残さず飲み干す。
 たいへんおいしかった。
 ごちそうさまでした。
 尾瀬大橋まで戻ると、こんどは日光の方角に曲がる。
 このあたりは「とうもろこし街道」と言われ、トウモロコシや野菜を売る店が沿道に並ぶ。
 旅の思い出にと、「きらく庵」という売店に寄る。
 注文すると、おばちゃんがサヤを剥いて、焼き始めてくれる。
 壁にはテレビ取材で訪れたお笑い芸人とのツーショットが貼ってある。
 「とうもろこしはサヤを剥いただけで水気がとぶので、剥いてから焼くのが、おいしいんですヨ」という説明もある。
 一本¥400-。 焼きあがるまで2〜3分、おばちゃんと雑談。
 「とうもろこしもこれ(9月)でさいご」「ことしの夏は暑かった」「(暑すぎて)ことしは団体のライダーさんが少なかったわ」
 味が濃く、醤油ダレが香ばしくて、おいしかった。