ぬるくて物足りなくなって、熱めの露天風呂に移動します。こちらは陽射しの下で、森を見下ろす岩風呂。
 直射日光を浴びていることもあって、確かに熱い。でも気に入ったので、こちらで瞑想にふけります。しかし、陽射しの下だと、いっそうお湯の透明度が際立つし、鮮度もすばらしい。
 湯口の岩はエビ茶色に染まっていますし、底の岩もぬるつくので成分の存在は感じますが、効能じたいは穏やかな印象。温度と無関係に、長湯ができる温泉です。
 貝掛温泉のウェブサイトには湯口から注がれる源泉で眼を洗う方法が紹介されていますが、こうして見回しても眼を洗っている人はいませんでした。ぬるいほうなら、これだけ新鮮で衛生的なお湯だから眼を洗う人がいてもおかしくないのに…。
 風呂あがりは爽快。けっこう長く浸かっていたのにもかかわらず、温浴感は後を引かずにおさまります。汗もかかずに快適でした。源泉は39度とぬるめですし、夏向きの温泉かな。眼精疲労がない方にも、普通の温泉としてお薦めします。
 越後湯沢をとおって石打へ出ると、時刻は11時。
 お昼ごはんは、米どころ越後の白飯をいただきましょう。
 下調べをしていたお店はすぐ見つかりました。
 場所は国道17号線に面して、まわりを田んぼで囲まれた古民家です。
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