「美人林(びじんばやし)」。
樹齢100年ほどのブナ林。
広報紙から抜粋しますと、昭和初期、木炭にするため、この辺りのブナはすべて伐採され原野となりました。その後、一斉に育ったブナの林は、すらりとした立ち姿が美しいことから「美人林」と呼ばれるようになりました。野鳥の生息地として見直され、林全体(3ha)を保護されるようにしました。
年間10万人が訪れる、新潟県の新しい観光名所。
嬉しかったのは、しのぎ易いこと。木洩れ陽があふれる場所ということの他に、ここは外よりも気温が3度ほど低いそうです。
汗もひいて、ラクチン。
ちなみに保存林とはいうものの、どこをどう歩いても自由だそうです。
確かにどの木も一様にまっすぐ伸びていて、ブナらしくない。
信州の白樺平を思わせますが、白樺はそもそもまっすぐ伸びる木だからあれが当然の姿ですが、ブナでこういう林は、不思議な雰囲気。癒したっぷりで、心が落ち着きました。