しかし雲一つない青空。片道6時間もかけて来た甲斐があるってもんです。
R475で福地温泉、栃尾温泉と通過すると、いよいよ奥飛騨温泉郷。蒲田トンネルという長いトンネルに入ったら、速度を落として…
トンネルを抜けてすぐ左の、わき道に入ると…
旅館のゲート兼バス停が現れる。(左)
旅館の前庭が素晴らしい。和の美を極めているというか、歩くだけでも恍惚としてしまうほど美しい庭です。
建物には土足のまま入館。三和土のロビーの中央には井戸があり、湧水の井戸には缶ジュース、温泉の井戸には缶の甘酒が沈めてあります。
粋な演出。かけ流されるその水の輝きを見ていて、心が落ち着きます。
カウンターで入浴料を支払うと、いったん外に出て、河原に下ります。河原にはいくつかの露天風呂があるものの、今日は旅館のシンボル的存在の「槍の湯(混浴)」だけが利用できるそうです。
この新穂高温泉「槍見館」は、北アルプスの懐に懐かれた一軒宿。駐車場で愛機を下りて、前庭に。