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2022年6月17日(金)
曇りのち晴れ 現地気温26度

 都会の喧噪から離れて、森林の精気を愉しむ旅へ。5:50に出発した。
 中央高速は、朝霧で路面がしっとり。濡れた木々の匂いに、気分が落ち着いて、ついでに眠気も催してくる。
 双葉SAで珈琲ブレイク。珈琲といっても本格的なレギュラーコーヒーじゃなくて、自販機で、抽出中にルンバの音楽が流れるアレである。ラテン音楽の、いや珈琲のおかげで、目が醒める。
 諏訪南ICでおりて、久しぶりの八ヶ岳エコーラインを往く(右)
 期待どおり、大気にフィトンチッドを感じる。
  10:30 「尖石温泉・縄文の湯」に到着する。
 驚いたのは、仕事途中?のビジネスマンふうの人がいっぱい居たこと。
 どうやら茅野市民は入浴料金の優遇があるようだけれど、営業(外回り)途中にひと風呂あびるなんて、なんてけしからん、いや羨ましい人たちだ(笑)。
 浴槽は内湯と小さな露天風呂、そしてサウナ。お湯は源泉かけ流しで、湯量が豊富らしく、けっこうな勢いで源泉が流し込まれている。なお加温をしているそうだ。
 透明のお湯は、肌あたりがさらさらしていて、短時間で身体が温まる。露天風呂は風の “とおり道” らしく、そよ風がぬけて快適だ。ぐるりの岩が成分で鉄色に染まっているのでもしやと思ったが、案の定、泉質はナトリウム炭酸水素硫酸塩泉。まさに鉱泉という感じで、蓼科の温泉の特徴だ。この泉質は、以前の「石遊の湯」とまったく同じで、記憶をたどれば同じような印象だ。
 興味深いのは、2006年のことなので記憶はもっとおぼろげですが、近くの「渋川温泉保科館(惜しまれて閉館)」も、確かこの泉質でした。保科館のお湯の色は、濃い笹にごりだったけれど、肌あたりは似ている。蓼科は、鉱泉天国だ。
⇒2009年の
「石遊の湯」はコチラ 
⇒2006年の
「保科館」はコチラ 
蓼科
森林の
精気
「縄文の湯」 0266-71-6080 入浴料¥600-
長野県茅野市豊平4734-7821