お昼ごはんは、へぎそば?
 いえいえ。「中野屋」「由屋」「小嶋屋」とへぎそば3大スターを制覇したばかりなので、別のものに。
 2020年に貝掛温泉を訪れたときに通過した「道の駅みつまた」ですが、改装工事も済んで、いまはお食事処の「もつ煮込み」が評判だそうです。行きましょう。国道17号線・三国街道を、上州みなかみに向けて登ってゆきます。
 南の空、群馬県側を仰ぐと、雲がたなびく。頭のうえは、雲ひとつない青空なのに。
 道の駅みつまた は山あいの平地。左手が物産市場、右手の赤いひさしがお食事処です。券売機を見ると「もつ煮込み定食」のほかに「もつ煮丼」「もつ煮ラーメン」と、もつ煮の天国だ。ここは迷わずに「もつ煮込み定食(¥1,050-)」のボタンを押しました。
 店内は混んでいたので、赤いテントのオープンテラスでランチとしゃれこみますか。(=むさ苦しいオヤジがもつ煮込みを食べるのに、テラスでおしゃれもないもんだ)
 日陰で料理を待つ。陽射しのなかで若いお母さんと幼児が池で遊ぶのをぼーっと眺める。
 トンボがとんでくる。トンボも「越後の光と影を楽しみなさい」と、おそらくささやいてくれているんでしょう。
 僕の番号が呼ばれました。さぁ、いただきましょう。もつは、煮物というより、関西の串焼きをバラしたような感じ。食べ応えがある。味はしっかりと辛口という感じで、七味唐辛子をふる必要はない。パンチが効いています。辛さはもう少しひかえめのほうが好みだけれど、ラーメンの具と兼用だからこのくらいのほうが合うんでしょうね。そう考えると、「もつ煮ラーメン」(みそ味らしい)のほうも食べたくなって困りました。お吸い物の具も、もつとこんにゃく。デザートに餅の和菓子もついていて、あれこれ食べられて満足しました。
 きょうも笑顔で、ごちそうさま。
⇒道の駅みつまた はコチラ 
barracuda-second017004.gif