早朝5:40に出発して中央道をひた走る。相模湖では雨に遭うけれど、おかげで新しいタイア、ダンロップのRoadsmart 4 のグリップを確かめることができた。濡れた路面でもグリップする感覚が伝わってきて、安心感あり。甲府盆地に抜けると、空は晴れわたる。
 釈迦堂PAでひと休み。湿った革ジャンのオヤジは、自販機のルンバコーヒーをすする。そんなオヤジに、HONDAの250ccスポーツに乗る青年があいさつをしてくれる。礼儀正しい青年。しばし歓談。彼はこれから霧ヶ峰ビーナスラインに向かうそうです。若者よ、声をかけてくれてありがとう!年寄りに優しくすると、いいことあるよ。
 安曇野ICで中央道をおりる。気温は27度と、走るとちょうど快適。これからのルートをあれこれ考えながら、国道148号線、千国街道を走ります。(上)
 立山黒部の山を楽しむのは、あすにまわして、きょうは白馬で温泉。それでまだ時間があれば、戸隠の鏡池を見てみよう。
 白馬にむかう左手は、ずっと稲のじゅうたん。山々の雪解け水を集めて流れる清流のおかげで、白馬は穀倉地帯です。稲田には、積雪したときの目印なのか、ポールが立ち並ぶ。道ばたのお地蔵さまの姿も目立ってきます。このお地蔵さまは、糸魚川のほうから稲を枯らす風や疫病が入らないように結界を作っているそうです。
 11:50、白馬八方温泉の「みみずくの湯」に到着。「みみずくの湯」は、アルカリ(ph)の高さで日本一という。源泉かけ流しの立ち寄り温泉です。
 ヘルメットを脱ぐと、空気が澄んでいて、おいしい!そよ風と、強い陽射しも気持ちいい。周囲も自然公園のなかのようで、素晴らしくきれいなところです。
2022年9月5日(月) 晴れ 現地気温度24〜30度

 台風11号は進みが遅くて、なかなか本州に来ない。すると北信の予報は晴れに変わって、降水確率も20%にさがった。これで家にいたら、旅立つときの目安がなくなってしまうと屁理屈をこねて、旅立つ。
 大きな駐車場にはクルマなし。敷地に小さな茶屋が建っていて、お食事処も兼ねています。店の前でひなたぼっこしているあるじに会釈。僕より年上で、優しそうなあるじです。温泉の従業員さんも、朗らかな好青年で、ほっとする。
⇒白馬八方
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北信・読みが甘かった
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