夜は男一人旅の甘美な宴。カップ酒の銘柄は、このあたりに敬意を表して「真澄」。カップの内側には字が印刷され、水面が下がると読めるようになっている。「長野の湖の深さ比べ」「川の長さ比べ」…正解が見たくてぐびぐびと飲む。さすがに名酒、美味しい。あすの天気予報は… えっ?関東の太平洋側は昼過ぎから雨っ?!酔いも一瞬で醒めました。
2023年6月6日(火)
曇りのち雨 現地気温15〜24度
肌寒いので、また電熱グローブを配線して、出発します。
再び新和田トンネルを通って県道40号線で北御牧へ。昔、家族で布引観音を訪れた際に「交通量の少ないところにある道の駅だなぁ」と呆れた道の駅がありまして、あとでそこが有名な布引温泉「御牧乃湯」と教えられて驚きました。その御牧乃湯ですが、浅間山を遠望できる露天風呂が自慢で、北御牧の代表的な立ち寄り温泉です。広大な駐車場も埋まっていて、たいへんな賑わいです。空も晴れてきて嬉しい。
浴槽は大浴場と、石の床に四角く炉を切ったようなモダンな露天風呂。けっこう熱め。もしかしたら北御牧の人は熱いお風呂が好きなのかもしれませんね。うすい青緑色のお湯は、わずかに油臭があります。泉質はナトリウム塩化物泉で、源泉36度を42度まで加温。循環式ですが、源泉がふんだんに流し込んでいるようで、鮮度を感じます。肌あたりはキシキシ感あり。風呂あがりは身体の疲れがとれた感じ。来たかいがありました。
帰り支度をしていると空が曇ってきて、妙にむし暑い。いよいよひと雨きそうです。でもここまで来たので、布引観音に立ち寄ってゆくことにします。千曲川を沿ってゆきます。
「布引温泉 御牧乃湯」 0268-67-3467
長野県東御市布下35-4
入浴料¥510-