狭いところを抜けて(上)すれ違うポイントを撮影する。先に見えるカーヴからまた管のように狭くなっている。あとまだ9kmもあるぜ…。
と、前のカーヴからバス、それも普通サイズの路線バスが現れて僕のわきをおりてゆく。しばらくすると後ろから静岡ナンバーのマツダのSUVが僕を抜いてゆく。えっ?!マツダはさっきの狭いところをどうやってバスとすれ違ったの?!
でもこの好機を逃す手はない。あわてて始動すると、マツダのお尻にくっついてゆく。
さいごはほんとうに1台がやっとという一方通行で、信号機が青になってから谷底におりる。200m近くも。
やっと駐車場におり立って、ふり返る。(右)
旅の思い出に入口側の信号機も撮りたかったが、待機スペースが狭く、出るクルマと鉢合わせすると面倒なのであきらめた。
しかしヒイヒイ泣きべそをかいて、存分に狭路を楽しめるところだなぁ。マツダのドライバーに、ひとこと御礼の挨拶をする。帰り道は、下り坂で後ずさりができないことを考えれば、いっそう誰かのお尻にくっついてゆかねば!