上信越道の松代PAで給油をします。ここは6月に温泉好きの従業員のおっちゃんがいたSS。今回も彼に給油をしてもらう。
 「きょうはどちらへ?ふれあいの湯? あゝ、いい温泉ですよ。楽しんできてください」
 上信越道を小布施PAハイウェイオアシスでおりて、県道66号線で高山温泉郷に。栗畑やリンゴ畑のなかを突っ切って、砕石場の前を通過すると、「↑信州高山温泉郷」の案内板が現れます。(右)
 ここからは山を登るワインディングロード。崖からは善光寺平を見下ろすようになります。
 やがて杉の巨木が印象的な神社の前に。のどかな山里風景が広がり、遠くに山も臨むことができる。(下)
 神社の向かいには火の見やぐらと、産直野菜販売所、その背後には堂々とした木造りの旅館。そして字も薄れて読めないほどですが、「蕨(わらび)温泉」の立て看板。
 「蕨温泉ふれあいの湯」に到着です。
 湯屋は、道路から一段下にある旅館と並んでいます。湯屋の前の駐車場は長野ナンバーのクルマでいっぱい。混んでいますね。
 時間をずらすために、神社やその隣りの公民館をぶらぶらと散策します。公民館には案内板があり、元は小学校の校舎だということです。庭の跡地らしき芝生に、風化した馬のコンクリート像。このお馬さんは遊具だったのかしら。穏やかな表情のお馬さんに、郷愁を誘われます。
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