駐車場で記念撮影。
 うしろは恐竜が翼竜をくわえたモニュメント。ステンレス製です。
 近くの「土沢」というところで、この恐竜の足跡の化石が出土した記念だとか。
 小谷は「いま」も、こういうのが生息していて不思議はない山塊ですけどね。
 信濃大町から白馬をとおって小谷に向かいます。風防をあげていると、顔に赤トンボが当たって痛い。
 夏も終わりですね。
 小谷温泉はすさまじく険しいところですが、温泉に曲がる信号を曲がらずに、国道沿いの「道の駅おたり」に。ここに併設されている「深山の湯」がお湯が良いと評判なのです。
 二つの内風呂と、岩に囲まれた露天風呂。内風呂には薬草を思わせる匂いがむんむんと立ちこめています。お湯はドクダミ茶色というか、失敗して渋く淹れちゃった番茶の色。にごりも濃くて、浴槽のなかで足先は見えません。源泉かけ流し。源泉は46度ですが適温にしてあります。あっというまに身体の芯から温かくなる、それはもう驚くくらい!それでいて身体を圧してくるようなパンチもなくじっくり瞑想にふけることもできます。
 泉質は炭酸水素塩泉。塩泉らしい柔らかい肌あたりがたまらない。
 さて露天風呂に移ると、こちらも素晴らしい。匂いが立ちこめていないので、こっちのほうが快適かな。湯口の岩は成分が付着して真っ赤に。その岩におそるおそる触ると、源泉は熱いものの、やけどをするほどではありません。指には付着していた赤い成分が移りました。
 風呂あがりの温浴感は、意外にもおだやか。肌からは薬草のような匂い。
 「深山の湯」は本格的な温泉です。
 特に露天風呂は素晴らしい。
 それが道の駅で楽しめるんですから、小谷はやっぱりステキ。
「道の駅おたり 深山の湯」 長野県 北安曇郡小谷村 北小谷 1861-1 
入浴料¥700-
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(ジュラ紀の獣脚類で
     グララッター属 だとか)→