道の駅おたりを過ぎると、フォッサマグナでつくられた荒々しい渓谷をゆきます。
スノーシェッドとトンネルをくぐると「平岩」という信号。
ここから姫川に下りてゆきます。
温泉の矢印案内を見つけたところ。(右)
後ろの白い建物はJR大糸線の平岩駅で、この広場は新潟県です。線路をくぐって対岸に渡ると(下)また長野県に戻ります。そしてそこが信州の温泉、姫川温泉です。
姫川温泉はいわゆる「秘湯」とは言い難い。というのは、ここは1995年の姫川の水害で被害を受けました。この線路の上まで濁流でおおわれた報道写真を見ると、被害の大きさに心が痛みます。いまもその影響が残る温泉街と言いましょうか…。
訪れたのは、水害で閉館した名物旅館「水雅荘」の跡地にできた、立ち寄り温泉「瘡(くさ)の湯」。
岸壁の道に接した、平屋のコンクリート造。川までの段差には、まだ旅館の基礎が残っていました。
「姫川温泉 瘡(くさ)の湯」 025-557-2120
長野県北安曇郡小谷村北小谷9922-2
入浴料¥600-