⇒どえらいめに遭った
2013年の入笠山はコチラ
 急に視界は開けてブルーベリー畑に。正面は高遠の山々で、その左にあるのが南アルプス連峰の最北端の山といわれる、入笠山(にゅうがさやま)(1,955m)。入笠山はパラグライダーやMTBのMeccaで、以前愛機で登って、どえらいめに遭いました。きょうはその裾野にある立ち寄り温泉に。
 国道20号線からちょっと山を登ると、ありました。立ち寄り温泉「富士見温泉・ゆーとろん水神の湯」。画像は坂の上までいって見下ろしたもので、左が入笠山、右が温泉施設。広い敷地のなかに複数の駐車場、車中泊できるRVパーク、ドッグランと揃う一方で、建物は小じんまりとしたペンション風。竜神さまのつくばいが出迎えてくれました。館内はきれいでおしゃれ、そしてくつろげる雰囲気です。
 ここで話しはちょっと横道にそれまして(いつものことですが)、温泉成分をph(ペーハー)、つまり酸性とアルカリ性とに分けるとき、phが10以上の場合は強アルカリ性の温泉ということになります。この「ゆーとろん水神の湯」も、強アルカリ性の温泉で、源泉のphは10.3ということです。
 思い返せば強アルカリ性の温泉では、白馬の「おびなたの湯(2011年に訪れる)」と「みみずくの湯(2022年に訪れる)」が、ph11.5で、日本一。
 僕が訪れたなかで次は、秩父武甲温泉(10.5)、広澤寺温泉(10.3)、昼神温泉(10.3)、中川温泉ぶなの湯(10.1)、甲府ほったらかし温泉(10.1)、山中湖石割の湯(10.0) と続く。
 しかしなぜ、関東甲信越には強アルカリ性の温泉が多いのでしょう?
 関東甲信越の温泉では、phをこまめに調べているのかもしれません。
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「ゆーとろん水神の湯」 長野県諏訪郡富士見町富士見9547 入浴料¥950- 
0266-62-8080