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 「トロとろとろ丼(¥1,650-)」は、中トロ、ビントロ、ねぎとろ、赤身、漬けの、のっけ丼。おいしい。なんといっても駿河湾であがるおさかなですから。さいごにご飯ひと口とねぎとろを残しておいて、寸胴鍋に用意されている魚介出汁スープをセルフでかけて、シメのお茶漬け。これがまたおいしくて、おもわず頬がゆるむ。キンキンに冷えた店内でいただく熱いお茶漬け。余生のめしは、これでなくっちゃ。ごちそうさまでした。
 月ヶ瀬を発つと、国道を下田に走って、湯ヶ島から狭い県道に。ぐっと天城路らしくなる。狩野川沿いに温泉旅館が集まっている一角に。(左)
 次を右折して、湯本館(=川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した由緒ある旅館)の路地に入り、湯本館を素通りして奥に進むと、河原に出る。河原を背にした平屋白壁の建物が、共同浴場「河鹿(かじか)の湯」です。
 原生林が、駐車場をぐるりと取り囲む。県道からスグのところなのに、まるで深い渓谷の谷底におりたようです。
 地面から2mくらい下が清流ですが、駐車場には柵もなく、クルマ止めすらありません。クルマが落ちたことがないのかしら?
 もっとも、注意を払うので大丈夫なのかもしれない。
 
 
「共同浴場・河鹿の湯」 入浴料¥350- 
静岡県伊豆市湯ケ島1650-3 
0558-85-1056