2024年8月1日(木) 快晴 現地気温30度

 セミが鳴きはじめる朝6時に出発。ところが中央道はただでさえ集中工事で車線が少ないところに、巨大トレーラーのパンク事故があって大渋滞。抜けたところで次はクルマ同士の追突事故でまた渋滞。せっかくの早起きが、おじゃんです。トンネル内のノロノロ走行は、暑くて息苦しい。暗いなかで、隣に並んだミニバンの車載TVが映すパリオリンピックの結果を、ぼんやりと眺める。クルマは涼しそうでいいな…。あっボクっ!おじさんがオリンピックを見てるんだから、テレビゲームに変えちゃダメだよ〜。トンネル内のシュールなできごとでした。
 炎天下で走行すること6時間。予定よりも遅れて、12時すぎに妙高の国道18号線に降りたつ。(上) 
 暑いけれど、高原らしく空気が澄んでいて、湿気が少ない。そして国道沿いでも草いきれの匂いがする。
妙高 温泉制覇
 国道をはずれて、くねくねと急こう配をくだる。
 これは北国街道という旧道で、これから関川の河原におりる。
 スノーシェッドがぽかんと口をあけて、お出迎え。
 関川には江戸時代に関所があって、佐渡の金銀の輸送路でもあった北国街道でにらみをきかせたそうです。関所の跡には「道の歴史館」という資料館がありまして、そこのお食事処の手打ち蕎麦がうまいのです。「御宿せきがわ」という古民家なのですが、以前に、そよ風がぬける土間で蕎麦をいただいたときの、幸せなひとときが忘れられない。お店は、冬期以外は年中無休のはずですから、大丈夫でしょう。
 
2014年7月の「御宿せきがわ」のお蕎麦
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