2025年4月17日(木) 晴れ 現地気温23度

 思い出のつまった房総半島に向けて、07:55に出発します。
 海は穏やかで、風速も1m。 風に悩まされないので、とりあえず幸先はいいや。  
 09:40に、アクアラインの海ほたるSAに到着。
 館山自動車道を富津金谷ICでおりて、東京湾にご挨拶。
 金谷マリーナリゾート(↓)から眺める、対岸の川崎港。
 海に沿って走ること数分、10時に「かなや温泉・海辺の湯」に到着。
 大海原を見おろす広い駐車場。ヘルメットを脱ぐと、潮の匂いに笑みがこぼれます。
 「海辺の湯」は、「漁師料理かなや」の2階にある天然温泉。
 お土産を買って、海鮮料理も堪能できて、お風呂にも入れて、おまけに宿泊もできるという観光施設です。
 年季のはいった外装に臆してしまいますが、建物の中は改装されていて快適。店内のエレベーターで二階にあがれば、温泉の受付。入浴料は、平日の11時までは朝割で、100円引きです。
 浴槽は内風呂と、屋根付きテラスにある露天風呂。露天風呂は東京湾を一望できるのが“売り”のはずですが、窓には曇った色ガラスがはまって景色は楽しめず。「条例の指示にしたがっています」と釈明の貼り紙。
 でもお湯は良かった。灰色のタイル張りの浴槽は深さがあり、ヨード色のいわゆる黒湯が満ちています。インクのような匂いがありますが、イヤな匂いではありません。源泉はナトリウム炭酸水素硫酸塩冷鉱泉で、19度の冷泉を加温。露天のほうが42度と熱めだったので、露天に陣取りました。入浴客は僕ひとりで、独り占め。
 あゝいいですね。早朝のアクアラインで緊張した身体が、緩んでいきます。肌あたりはつるすべ感あり。
 脱衣室に戻ると、営業車両の運転手さんでしょうか、相次いで入室してにぎやか。 
 風呂あがりは、気持ちがリセットしたような清々しさがあります。
 東京湾を渡ったあとのみならず、これから渡るときの気分転換に、お薦めの温泉です。
「天然温泉・海辺の湯」 入浴料¥750- 0439-69-8500
千葉県富津市金谷525-17
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