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 旧名は「クアハウスのざわ」で、いったん閉鎖され再オープン。
 外湯は概して脱衣所は狭いし、浴槽もぬるめを選んでもかなり熱い。子どもは熱くて温泉嫌いになるだろう。なのでこうしたファミリー向けの温泉の必要性はある。
 駐車場で愛機に跨ると、ゆるゆると温泉の坂を下る。(↓)
 二日間でなんと6湯だ! ふふふ、そこまで浴びたか、痛烈なことよ。
 しかしやっぱりというか、野沢温泉の外湯巡りは、並外れて愉しい。
 温泉はどれも激熱だけれど、ちょっとづつニュアンスが違うし、個性的な意匠の湯屋を、マップをたよりに探してゆくのは格別。
 ともあれ件数をかせいだので、13+1=14湯のうち、残すはあと2湯。
 場所は、温泉街を見ろす高台に、ゆったりと作られている。
 貰った¥200-の割引券を使って、入館。
 館内はシンプルなデザインで、好感がもてる。
 脱衣所も浴室も広く、熱め&ぬるめの二つの内湯に、石張りの露天風呂。
 内湯は、熱めで43〜45度、ぬるめで40〜42度という表示。
 外湯で熱いのは慣れっこになったので、悠々と熱めのほうに陣取る。
 泉質は単純硫黄泉。
 お湯は透明で柔らかい肌あたり。湯の花は舞っていない。
 かきまぜるとイオウの甘い匂いがする。
 風呂あがりはどっと汗が出たので、脱衣所の扇風機に当たって涼む。
 外湯にはない扇風機の有難みがわかる。
 驚いたのは、館内にお客さんは僕ひとりだ。そういえば外湯も、横落の湯を除けば独り占め状態だった。
 受付の男性にうかがうと…
 「野沢温泉はいまが一番空いているシーズンです」「インバウンド客も、スキーが終わってからは見かけません」「農繁期になったので、民宿もすべてお休みですしね」という説明だった。
「ふるさとの湯」 
入浴料\700-
長野県下高井郡
野沢温泉村
0269-85-3700
さいごは立ち寄り温泉「麻釜温泉公園・ふるさとの湯」