田んぼを突っ切ってゆく一本道。
店舗がほとんどない。
ほんとうにこの先に、有名な宇奈月温泉があるのかしら。
そもそも向かっているのは、秘境ともいえる黒部渓谷である。
信州側は勾配がきつかったけれど、富山側はどうなのかしら。
心配は尽きない…。
「男が本当に好きなものが2つある。それは危険と遊びである(@ニーチェ)」
…とはいうものの、危険はないほうがいいな。
その望みがかなったか?道は緩やかな登り坂。
渓谷というより、黒部川の河岸段丘をなぞるように進む。